T-Kernel

組込みシステム技術のコンサルティングを実施している他、 組込みリアルタイムプラットフォームである、T-Kernel に関する基礎技術のT-Engine Forumへの寄与を行っています。 高信頼リアルタイムOS T-Kernel 2.0 Aerospace (T2AS)、IoT アプリケーションのためのフレームワークである、 6LowPAN for μT-Kernel 2.0の開発も行っています。

T-Kernel 2.0 Aerospace (T2AS)

UNLでは、JAXAと共同研究により高信頼性リアルタイムOSである、T2ASの開発を行いました。 T2ASは T-Kernel 2.0 をベースに開発したOSであり、既存のTRONのソフトウェア資源を多数利用することが可能です。 JAXAにおいてジオスペース探査衛星に採用される他、交通、医療機器、FAなどの分野での応用が期待されています。

6LowPAN for μT2

IPv6 over Low-Power Wireless Personal Network(6LoWPAN) は、パーソナルエリアネットワークを構成するための 規格であり、IoT を実現するためのキーコンポーネントとして期待が高まっています。 UNLでは、T-Kernel プラットフォーム上で動作する 6LowPAN プロトコルスタックの開発、ならびに、 HTTP の簡略化プロトコルである CoAP (Constrained Application Protocol) の開発を行っています。 小型軽量のデバイスにおいてもIPをベースとしたネットワークに接続することが可能です。